天秤将棋

一方が両方の玉を置き、もう一方が先手か後手かを選ぶ将棋です。先手の利をルールの文面で補正するのではなく、対局者自身に釣り合わせてもらいます。このサイトで、AIや友達とブラウザだけで対局できます。

天秤将棋で対局するインストール不要。ホームが「天秤将棋」を選んだ状態で開きます。

どんな将棋か

土台は布石将棋です。空の盤に交互に20枚ずつ打ってから、41手目から本将棋を指します。布石将棋は先手が有利で、AI同士では先手が6割強勝ちます。天秤将棋はこの有利さを数値で打ち消す代わりに、冒頭の2手と一つの選択で釣り合わせます。

振り駒で両玉を置く人を決め、もう一方が先後を選びます。あとは布石将棋と同じですが、飛と香を自陣の同じ筋に重ねて打つことはできません(禁じ手「二飛香」)。

  1. 置く人
    1手目 先手玉を置く
    先手陣の四段以内
  2. 置く人
    2手目 後手玉を置く
    後手陣の四段以内
  3. 選ぶ人
    ☗ 先手を持つ☖ 後手を持つ
    先後を選ぶ
    局面は変わらない
  4. 先手・後手
    3〜40手目 残りを打つ
    先手から交互に19枚ずつ

置く人は、自分がどちらを持つか分からないまま置きます。先手玉を堅く置けば選ぶ人に先手を取られ、薄くしすぎれば後手を取られます。損をしないのは、玉の堅さの差が先手の利とちょうど釣り合うときだけです。ケーキを一人が切り、もう一人が先に取るのと同じ仕組み(パイ・ルール)で、釣り合う点はその日の対局者が決めます。

先手 ☗ 先に動ける得+ 薄い玉 後手 ☖ 堅い玉
天秤の片方に先手の利、もう片方に玉の堅さの差が載ります。置く人はこれを釣り合わせます。名前はここから来ています。

このサイトでできること

天秤将棋で対局する

もっと詳しく

置ける範囲、二歩回避と二飛香の禁じ手、41手目の裁定、AIが引く表の中身はルールにまとめました。なぜ玉の置き場所だけで釣り合うのか、釣り合いをどう測ったかは天秤将棋ができるまでに書きました。

英語名は Balance Shogi です。布石将棋と天秤将棋は同じ画面で切り替えて遊べます。